6月後半の商品動向 ほとんどのカテゴリーでマイナス幅が縮小

JCBとナウキャストによる消費状況調査によりますと、6月後半は経済活動の再開を反映して、6月前半よりも下げ幅が縮小しました。

6月後半の国内消費、「旅行」、「宿泊」に回復の兆し。「全総合消費指数」は緊急事態宣言発令前の3月後半の水準まで回復。

コロナ前に1月後半に比べると全体では−11.4%で、6月前半の−17.9%に比べると消費は持ち直していることがわかります。

この下げ幅を縮小させている要因の一つに通販があり、31.7%と伸びています。通販は5月後半をピークに下落していましたが、ここに来てまた上昇傾向を示しています。

また、商品カテゴリー別に見ると

▽家電が57.2%、
▽飲食料品が53.5%、
▽衣料品が41.7%

と伸びています。

消費は底打ちをして上昇に転じていますが、コロナ感染の第2波の兆しが出ているので再度落ち込む可能性が大いにあります。前年比でプラスを維持している家電や家具といった耐久消費財の伸びもこれ以上望めない状況ですので、底だった4月前半を下回る可能性も出てきています。

 

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